現在大ヒット公開中の新海誠監督の最新作「すずめの戸締り」。主人公の岩戸鈴芽と宗像草太が、全国各地の扉に鍵をかけていくストーリーです。宮崎や神戸、宮城などさまざまな地域が描かれており、聖地巡礼に行こうと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、すずめの戸締りの聖地巡礼第2弾！兵庫県・神戸市のスポット4選をご紹介します！地元民ならではの視点で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね！
聖地巡礼スポット① ルミさんのスナックがある商店街 二宮商店街
神戸の聖地巡礼スポット1つ目は二宮商店街。阪急神戸三宮駅・JR三ノ宮駅から徒歩約10分程度の場所です。ルミさんが経営するスナックがある九宮筋商店街のモデルと言われています。
二宮筋商店街の入り口がこちら。昭和の雰囲気がただようアーケード街です。
ルミさんのスナックがあるのは、映画内で確認する限り上記の写真周辺でしょう。昔ながらのレトロ感が魅力で、温かみのある商店街です。
ちなみに実際にスナックがあった場所は、現在空き店舗となっていました…！こちらの雰囲気を参考にしながら、着色したのかもしれませんね。
突如出現したダイジンを追いかけ、すずめが走っていったのはこちらの二宮市場。
以前は多くのお店で栄えていたようですが、現在はシャッター街となってしまっており閑散とした様子でした。
聖地巡礼スポット② 出会いと別れの場 新神戸駅
ルミさんがすずめを見送るシーンで登場した新神戸駅。予告編でも多く登場しており、神戸市民の間では大きな話題となりました（笑）
新神戸駅は、神戸に新幹線で訪れる際の玄関口。常に多くのビジネスマンや観光客でにぎわっています。
ルミさんとすずめが抱き合っていた場所がこちら。普段は、タクシーや迎えの車が多く止まっておりシャッターチャンスを狙うのに苦労しました…（笑）
できるだけ本編映像に近づけで写真を撮影してみました。新神戸駅からは、神戸の主要観光スポットへアクセスできるバスが多数出発しています。神戸に訪れた際は、ぜひ利用してくださいね！
聖地巡礼スポット③ 日本三大夜景 掬星台（摩耶山）
すずめが後ろ戸を閉めにやってきたこちらの場所。神戸市にある掬星台からの景色がモデルになったといわれています。
摩耶山に位置する掬星台は、日本三大夜景の1つともいわれる神戸屈指の観光スポット。大阪から神戸までの美しく広大な景色を一望できます。だんだんと明かりが灯っていく様子も感動的で、時間を忘れリラックスしたひとときを堪能できるでしょう。
2022年12月現在、掬星台にはすずめの戸締りを思わせる「扉」が出現していました！本当に戸締りをしているかのような写真を撮影できるインスタ映えスポットです。私も、幻想的な景色に思わずうっとりしてしまいました。
ちなみに夜はこんな感じ。扉は神戸の主要観光地6カ所に設置されています。そちらに関してもまた詳しくブログで紹介するので、ぜひご覧ください！
聖地巡礼スポット④ 神戸の遊園地はどこ？奥摩耶遊園地跡がモデル？
映画を観たときに最も気になったのが遊園地。こんな遊園地、神戸にあったかな～と思いながら観ていたのですが、昔存在していた奥摩耶遊園地にそっくりという情報が。
かつての摩耶山には、ロープウェイの開業に合わせてジェットコースターや観覧車、アイススケート場などの遊園地があったそうです。
このようにして見ると、摩耶山と観覧車の風景がそっくりですよね。周辺には、長崎の軍艦島と並ぶ魅力的な廃墟として有名な旧摩耶観光ホテルも。すずめの戸締りは「廃墟」をテーマにしているということもあり、摩耶地域周辺の廃墟をモデルとして描かれたのかもしれません。
廃墟の女王ともいわれる摩耶観光ホテルに近づける廃墟ツアー「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」も開催されています。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね！
すずめの戸締り 神戸の聖地まとめ
今回は、すずめの戸締りに登場する神戸の聖地巡礼スポットをご紹介しました！普段神戸に在住しているので、なじみのある場所がロケ地として使われてとてもうれしかったです。
みなさんも節度ある行動を心掛けながら、ぜひ聖地巡礼を楽しんでくださいね！
コメント